発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせたサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。


2020
38日は日本サッカー協会が「国際女性デー」を「女子サッカーデー」と位置付け、誰もが輝ける社会の実現をめざす日です。

その記念すべき日に女性初のJDSFAさっかぁりょういくチーフコーチが誕生しました!

「国際女性デー」に愛と幸福の象徴であるミモザの花を贈る海外の習慣を模して、上谷チーフコーチには認定証とミモザの花束が贈られました。

上谷久美子コーチは広島県立祇園北高校から広島大学とGK一筋にプレー、卒業後はなでしこリーグ2部の実績のある女子サッカーチーム《アンジュヴィオレ広島》に入団し、7年間チームの守護神としてゴールを守ってきました。

引退間際に参加した、BlueGenius(発達障がい児のチーム)とのフレンドリーマッチで発達障がい児とふれ合った事が、JDSFAさっかぁりょういくチーフコーチを目指すきっかけとなりました。

現役中は全くと言っていいほど発達障がいに関心のなかった彼女でしたが、不登校の小1女子とのアカデミーでの関わりで変わりました。その子は最初は自信が無くて母親から離れられない子でしたが、上谷コーチとほぼ個人レッスンで、さっかぁりょういくトレーニングを行う中でどんどん自信をつけ、今ではゲームでゴールを決め、キラキラ輝く笑顔を見せてくれるようになりました。そんな関わる子の変化と成長を実感するうちに、「現役引退で自分のサッカー人生はこれで終わりと思っていたけど、こんなサッカーの関わり方があるんだ!まだまだサッカーができるんだ!」と自分自身の未来への希望と可能性が見えたと語ります。

さっかぁりょういくチーフコーチは収入を得ることができる資格です。上谷コーチは勤め先の会社にさっかぁりょういくチーフコーチの仕事に関して、副業を認められました。

今後は女子サッカー選手のセカンドキャリアとして、あるいは副業としてのキャリアモデルとして、イキイキと子供たちに関わってほしいと願います。

JDSFAはサッカーで障がいを個性に!を合言葉にJFA(日本サッカー協会)の2020スローガンである、『世界でいちばんフェアな国になろう』に賛同します。障がいの有無などにかかわらず、誰もが、サッカーをする、見る、参加する機会を享受できる環境づくりに貢献していきます。

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