発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかありょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。  

 

3月13日と14日に、発達障がいを持つ子どもたちに関わる人に、さっかぁりょういくの実践から得られた子どもたちへの対応ノウハウをお伝えする、「さっかぁりょういく初級認定講座」のベーシックとアドバンスを実施しました。

 

今回も広島はもとより東京、大阪からも受講していただきました。新型コロナの影響により、対面の講座ができないのは非常に残念ですが、逆に今だからこそ遠隔地の方々とつながれるのはネガティブなことをポジティブに変える一例になっています。

 

講座内容が実践的でわかりやすいと好評な理由は、行動の種類ごとに対応の仕方をお伝えしていることです。子どもたちの行動を「好ましい行動」「好ましくない行動」「許しがたい行動」に分けて、それぞれの対応について考えながら学んでいただきます。さらに、サッカーのプレイ(行動)への対応をビデオなどで具体的に学ぶことで、わかりやすさが倍増します。

 

サッカーでは、非紳士的行為に対して審判からイエローカード(警告)やレッドカード(退場)が提示されます。そして育成年代(学童期)ではグリーンカード(フェアなプレイ、リスペクトのある行為に対して提示)も使われます。つまり、「好ましくない行動」はイエローカード、「許しがたい行動」はレッドカード、「好ましい行動」はグリーンカードですね。

 

日常生活でどう対応するか困った時、サッカーで考えると何カードかな?という見方ができると、感情的にならずにすみます。そして少し引いたポジションで見ることで客観的に冷静に対応できるようになるのです。

 

これからもさっかぁりょういくを通じて得られる知見に基づいた初級認定講座を広くお伝えしていきたいと思います。そして、「さっかぁりょういく初級認定講座」を教える講師もたくさん生み出したいと考えています。

 

日本発達支援サッカー協会では、「さっかぁりょういく初級認定講座講師養成コース」を用意してお待ちしております。ご興味のある方は当協会ホームページの認定講座から是非お申し込みください!

 

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