発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事杉岡英明です。
当協会が運営する発達障がいをもつ子どもたちを対象にしたサッカー教室「SKCアカデミー」は、原則定員10名に対しチーフコーチ1名とアシスタントコーチ3名以上が指導を行っています。
一般的なサッカースクールだと、担当コーチひとりが20名程度の選手たちを指導していることは珍しくないですが、発達障がいを持つ子どもたちは自由奔放、独立自尊、いわゆるキャラがたっている子が多いので、コーチひとりが指導できる人数はずっと少なくなるのです。
また、独特の大変さもあります。
まず、コーチの方を注目してくれません。あるいは注目する集中が維持できません。普段叱られてばっかりで、自分に自信がなく、失敗することも怖いし、失敗したらしたで立ち直るのに時間がかかります。周りからは扱いにくい子として扱われ、場合によっては仲間外れになったり、集団での活動の機会や可能性を奪われていることもあります。
このような事情があるので、SKCアカデミーで指導するコーチたちは、発達障がいに関する知識や理解、そして経験があるということが認定要件になっています。
日本発達支援サッカー協会では、療育で必要な要素を取り入れた独自のプログラムさっかぁりょういくを実践できるコーチの育成に力を入れています。
チーフコーチになれば、SKCアカデミー(現在は広島のみ。順次他県へも展開していく予定)で収入が得られます。現在広島でのアカデミーは週末開催です。将来サッカーコーチとしてやってみたいという方はこのアカデミーで副業から始めることをおススメします。
広島以外の方はウエァラブルカメラを使用した遠隔でのチーフコーチ養成コースも用意しました。ご興味のある方は当協会までメールでお問い合わせください。
さっかぁりょういくのコーチは子どもたちとその保護者と笑顔で楽しく一緒にできる仕事です。やってみたいという方とともに明るい未来に向かいたいと思います。