発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供している日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。
2022年11月19日、20日に福岡県古賀市で開催された第1回スペシャルニーズサッカーフェスティバル〜未来の1ページに〜に、中高生をメンバーとしたブルージーニアスが参加しました。
この大会は、選手一人ひとりの個性を大切にし多様性を認め合うことを目標に、NPOスペシャルニーズドリームステーションSOL・COULEUR・FCの主催で2022年4月に福岡県古賀市で発足し、現在に至ります。
この団体の指導者は当協会のさっかぁりょういくの認定講師でもあり、今年の4月に広島で行われた第3回ジーニアスカップにチームを率いて参加したこともあります。今回はそういう経緯もありお招きいただき、大変ありがとうございました。
サッカーをする環境も人工芝のフットサル場で、子どもたちへの配慮も考えられていて、素晴らしかったです。
ブルージーニアスの子どもたちは普段、集団行動に慣れておらず、新幹線での移動、研修教育施設での入浴、食事、2段ベットで全員で一部屋の就寝など人生初に近い子がほとんどで、大人も含めてみんなドキドキでしたがみんなで協力して無事乗り切りました。
試合も勝利を目指して全力を出しました。
結果は思う通りにいかないこともあります。以前だったら癇癪を起こしたり、心が折れていたかもしれません。それでも普段と違う環境に慣れようと頑張り、試合でも顔を上げてチャレンジする姿はやはり感動的でした。
彼らは当協会のさっかぁりょういくプログラムを長い子は6、7年トレーニングして来た選手たちです。さっかぁりょういくが目指している、褒めて、認めて、自己肯定感を育むことを、彼らの成長が証明してくれたと嬉しく思いました。
今後もSOL・COULEUR ・FCさんのような情熱と志のある方々と協力して、子どもたちや親御さんたちの笑顔をたくさん見れる環境を作っていこうと思います。
大会に関わったすべての方々に感謝します。ありがとうございました。