発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。
2024年7月29日と30日に、広島県安芸郡府中町の松本学園スポーツセンターにて、イングランドコーチによる特別トレーニングを行いました。イングランドプレミアリーグのマンチェスターU、マンチェスターCなどで指導経験のあるトップコーチによるトレーニングです。広島以外の3カ所でサッカーキャンプを行いますが、発達障がいを持つ子どもたちへのトレーニングは広島だけで、おそらく日本で初めてのことだと思います。
と言っても、彼らコーチの感覚では、なにも特別扱いにすることはなく、ただナチュラルにサッカーを楽しんでもらうようにアプローチをしていました。コーチたちはテンポよく、ひとりひとりの状態を見ながら柔軟にメニューを考えながら行っていたのが印象的でした。
炎天下にもかかわらず、子どもたちは輝く笑顔で約3時間走り回りました。これは、普段からの褒めて、認めて、成功体験を積んで自己肯定感を育てる、さっかぁりょういくのトレーニングの賜物で、サッカーの楽しさが子どもたちに身に付いてきたからこそだと思います。
まさかこんなトレーニングが実現するなんて! 半年前には想像すらしていなかった事が実現したのは、トレーニングを提案してくれたMUDITA SPORTSのケビン・スコット氏、古木仁氏のおかげです。素晴らしいコーチングを披露してくれたジョン・ダイク氏をはじめとするコーチ陣にも最大級の感謝の意を伝えたいと思います。
そして、この奇跡のトレーニングにご協賛いただいた、広島アルミニウム工業様、サタケ様、日本海経済交流事業協同組合様、いちろ様、星月学園様、たなかそろばん教室様、ヒロタニ様、シンギコーポレーション様、サーラエナジー様、虹の子どもクリニック様、光の虹様、瓜生智則税理士事務所様、長谷川会計様、その他有志の方々、さらに、素晴らしいグランドを快く解放してくださった松本学園様、自分から手を挙げて手伝ってくれた桜が丘高校サッカー部員のみなさん、本当にありがとうございました。
今回の経験は子どもたちにとって、とても大きな自信になったと思います。関わる全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。