発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。
新年明けましておめでとうございます。昨年は様々な方々にご支援ご協力いただき感謝いたします。本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年はまず、ここ広島での活動充実に取り組みます。昨年から関わっている、設計段階から常設なのは日本で初となるエディオンピースウイング広島のセンサリールームの運営を通して、感覚過敏や発達障がいへの理解や認知を広げていきたいと思います。また、広島では大学との連携により、さっかぁりょういくの臨床心理学的研究やSKCアカデミーでの大学生の実践体験の場も提供していきます。以前からの課題である、ホームコートの確保やチーフコーチの育成もこれまで以上に尽力していきます。
広島以外の地でも、昨年10月に新潟で開催し大好評だったさっかぁりょういく体験会のように、普及、啓発に力を入れてまいります。
そして今年は、世界と繋がります。
昨年も7月にマンチェスターユナイテッドなどで指導経験のあるイングランドコーチによる特別トレーニングを行いましたが、今年も4月に世界自閉症啓発デーにちなんで開催する発達障がい児のサッカー大会であるジーニアスカップには、アメリカマイアミの自閉症チームが参加表明しています。
発達障がいという言葉自体は以前より広がってきたように思いますが、まだまだ実際の学校現場などでは理解されたり、認められたりという段階には程遠いかと思います。
日本発達支援サッカー協会は、センサリールームでサッカーを「見る」を、SKCアカデミーでサッカーを「する」を、さっかぁりょういく認定コーチの育成で「関わる」を進めてきました。本年はさらに活動を展開し、「サッカーで障がいを個性に!」という当協会の理念の実現に向けて邁進してまいります。ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。