JDSFA認定アシスタントコーチになろう

私は少し前まで発達障害について何も知りませんでした。

ちょっとした縁があってSKCアカデミーの練習に参加させてもらったことがきっかけで、発達障害の特性について勉強したいと思ったのです。

というのも、話を聞いてみるとサッカーが好きなのにチームに馴染めなかったり受け入れてもらえない子がいるというのです。
こんな不公平なことがあってたまるか、そんな風に思いました。

私は大学を卒業してから7年間、アンジュヴィオレ広島という女子サッカーチームで選手をしていました。2018年いっぱいで引退したのですが、自分の好きなことを心ゆくまで挑戦できた時間はかけがえのない幸せでした。人生として幸せな時間だったなとつくづく思うのです。

それは自分の力だけではどうしようもないことの方が多く、周りのサポート無くしては出来ないことでした。
じゃあなんで、サッカーが好きなのに思いっきり出来ない子がいる状況があるのか？
私は幸運にもサポートに恵まれました。だから今度はこの子達の番だと思ったのです。

初級講座を受講するまでは自分なんかにコーチが務まるのか不安でしたが、勉強することで少し自信がつきました。
今も子ども達やコーチからたくさん学んでいます。
柔軟に学び続ける人でありたいなという気持ちも、ジーニアス達から影響を受けています。
これからも長くSKCアカデミーに関わっていきたいなぁと思っています。

上谷久美子アシスタントコーチ（現在はチーフコーチとして活躍中）

私は、発達障がいについて学びたかった事、保育園で子どもたちの好きなサッカーを一緒に楽しみたいとの思いから初級認定講座ベーシックを受講しました。

そして、日々の遊びの中、運動会で学んだ要素を取り入れて楽しんでいきましたが、もっと具体的な関わり方、現場ではどんな風にサッカーをしているんだろう！という気持ちが強くなり、サッカーは未経験に近いながら認定アシスタントコーチ資格を取得し、気持ちひとつでSKCアカデミーに飛び込みました。

私はサッカーの技術的な事はわかりませんが、子どもたちと、しっぽとり、手繋ぎ鬼など、遊びの要素が入ったプログラムを純粋に一緒に楽しみ、過ごす時間が増えていく中で、子どもと少しずつコミュニケーションが取れるようになりました。

子どもの素直な反応に、「かわいい！楽しい！」と思うと同時に、次はどんな行動に出るのかハラハラする自分がいました。上手く関われない時には周りのコーチがフォロー、ミーティングでフィードバックをしてくださいました。

また、誉めることにどうしても当てはまらない言動が見られた時どうすればいいのかわかりませんでしたが、認定講座アドバンスを受講し、コーチたちの動きと子どもの姿が繋がり、理解を深めることが出来ました。

認定講座やSKCアカデミーで学んだ、大人のポジティブな見方や言葉がけが、いかに大切かという事、子どもたちの持っている可能性は計り知れないという事をたくさんの人に伝えたいと思い、認定講師にもなってしまいました！　これからは自分でも初級認定講座を開催していきます。

どんどん成長していくSKCアカデミーの子どもたちとあったかいコーチ集団をこれからも必死に追いかけていきたいです。

宮濱愛アシスタントコーチ/認定講師