発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供している日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。
国連が定めた世界自閉症啓発デーである年4月2日(土曜日)に発達障がいを持つ児童・生徒を対象とした発達支援サッカー大会「第3回ジーニアスカップ」を開催します。この大会は、自閉症を含む発達障がいへの理解や認知向上と、子どもたちに日ごろの運動療育の成果を試す機会(交流試合)を提供することを目的としています。
勝ち負けにこだわらない表彰はとてもユニークです。
■ジーニアス賞(ベストチーム賞)
ベストチーム賞としてチームワークよく、仲間と助け合い、ルールを守って最高のフェアプレー精神を発揮したチーム。ジーニアスカップを贈ります。
■咲いた賞(優勝)
最も多くの勝利を収め笑顔の花を咲かせたチーム。
■ニコニコいっぱい賞
ニコニコ笑顔いっぱいでみんなを幸せにしたチーム。
■あったかチーム賞
あったかい心と言葉で大会を包んだチーム。
■パワフル元気賞
パワフルなエネルギーでみんなを幸せにしたチーム。
スポーツに勝ち負けはつきものであり、その経験がプレーヤーの人間的成長を促すものですが、本大会に参加する子供たちには勝ち負けだけではなく、将来にわたり大切にしてほしい仲間づくりや試合に対する姿勢にも意識を向けてほしいと考えています。
フェアプレーやマナー・頑張りを褒めるために審判はグリーンカードを提示することを心がけます。今回は福岡からのチームのエントリーもあり、サッカーで新しい仲間づくりにもチャレンジしてもらいたいと思います。
試合前にワクワクドキドキしたり、試合中にグリーンカードをもらって皆から賞賛されたり、試合後に頑張ったなーと達成感を感じたりという体験はやってみなければ味わえない貴重なものです。
本大会に関わる方々と一緒に子どもたちの明るい未来を応援していきたいと考えています。