日本発達支援サッカー協会さっかありょういくチーフディレクターの山本誠です。今回は私がサッカーを始めたきっかけをお話しします。
私は小学校5年生の時にサッカーを始めましたが、それ以前は近所の悪ガキたちとチャリンコ暴走族をしたり、時には駄菓子屋のお菓子をちょろまかしたりと、悪さばかりしていました。また、興味のある事は直ぐにやらないと気がすまないので、習字・野球・合気道・陸上・水泳と習いに行くのですが、いつも三日坊主。この調子なので学校でも問題児で怒られてばかりでした。
5年生になり部活を決めないといけない時、チャリンコ暴走族で1番いじめられた先輩に、「サッカー部に入ったけど練習がキツーて面白ろないけぇ直ぐ辞めた。ワシでもできんのにお前なんかにサッカーができる訳がないじゃろーが!」と言われ、その言葉で火がついて1番敬遠していたサッカー部に入ってしまいました。
今となれば、この大嫌いな先輩に感謝です。
入部すると、基礎練習の毎日で退屈で仕方ありませんでしたが、週末の紅白ゲームがモチベーションになり辞めずに続けていました。そんな紅白ゲームで、スキルはないがチョロチョロさでは負けまいと走り回っていたら、あるコーチ先生が「マコト、動きがイイな!」と褒めてくれました。
それまで全世界から怒られてばかり(世の中に味方はいないと思ってました)の問題児は、初めて先入観なく褒めてもらい、天にも登る気持ちになりました。そしてその先生が大好きになり、もっと認められたいとチャリンコ暴走族から足を洗いサッカーに没頭しました。
その先生が、私のコーチ像です!
そしてあの頃の私の姿を今、SKCアカデミーの中に見ることができます!!