発達障がいを持つ子供たちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。

 

この度、主に広島市の開業医向けの月刊情報誌である広島市医師会だよりの2月号に。「センサリールームって何?〜エディオンピースウイング広島〜」というテーマで寄稿させていただきました。

 

20242月に完成した広島の街なかサッカースタジアムであるエディオンピースウイング広島に設計段階からの常設では日本初となるセンサリールームが出来ました。センサリールームとは、聴覚や視覚などに感覚過敏がある人やその家族が安心して観戦できたり過ごせる部屋のことで、イングランドプレミアリーグのサッカースタジアムにはほぼ常備と言っていいほどになっています。

 

海外では常識になりつつあるセンサリールームですが、日本での認知というとまだまだ全然と言っていいと思います。まずは当事者に直接医療の面から関わる先生方に存在を知っていただくと共に、小児科や小児精神科以外の他科の先生方にも認知を広げたいところです。

 

僕自身は広島のセンサリールームの完成後の運営という面から、当事者に直接関わっている関係者としてこれからいろいろアドバイスさせていただくことになりました。

 

日本発達支援サッカー協会が運営しているSKCアカデミーには(発達障がい児のサッカー教室)サッカーが大好きだけれども音とかがダメでスタジアムにサッカーを見に行けてない子供たちがたくさんいます。サッカーをしたいけどする場がない子に「する場」を、見にいきたいけど見に行けない子に「見る場」を提供できたらと思います。

 

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