発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。

 

114日から5日まで、SKCアカデミーのU-15、18を主体としたサッカーチームBlue Geniusが、昨年に続き2度目の福岡遠征を行いました。こだわりが強かったり、人とのコミュニケーションが苦手だったりで、集団での活動は無理と言われた子どもたちのサッカーチームです。

 

今回は参加者の半数が昨年の経験者で、道中は新幹線移動では経験者と未経験者をペアにしたことで、安心してトラブルもなく移動が出来たようです。現地では、公共交通機関を使ったり、集団で雑魚寝したり、とてもよい思い出になったことでしょう。

 

そもそも、発達障がいのサッカーチームは現時点では極少です。そのため今回のようなサッカー大会に参加するドキドキやワクワクはなかなか味わえない貴重な体験です。また、普段はサッカーのトレーニングが主体なので他流試合はなかなかありません。わずか2日間でしたが、目に見える形で子どもたちの成長が見られました。場面緘黙の子が人前でしっかり自己紹介したのが見れたのにはいたく感動しました。

 

子どもたちだけではなく私たちも多くを学びました。子ども一人ひとりに合わせて対応し、子どもたちが自信を積み重ねてくれれば、さまざまなことが可能になることが証明できたと思います。

 

福岡の放課後等デイサービス(ファーストドリーム)に食事・宿泊は大変お世話になりました。ありがとうございました。また、「第2回スペシャルニーズサッカーフェスティバル 〜未来の1ページに〜 」を主催された特定非営利活動法人スペシャルニーズドリームステーション様をはじめ、後援、協賛をいただいた方々へ厚く御礼申し上げます。そしてはるばる広島から観戦・応援サポートに大挙して来られた保護者の皆さまにも御礼申し上げます。

 

これからの子どもたちの成長が楽しみでしかたがない素晴らしい遠征となりました。

 

 

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