新年明けましておめでとうございます! 発達障がいを持つ子どもたちにその特性に合わせた独自のプログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。
昨年はJDSFAにとって発展の年でした。
JIFF(日本障がい者サッカー連盟)主催のインクルーシブフットボールフェスタへの参加をはじめ、ジーニアスカップという発達障がいを持つ子どもたちだけの大会を開催することができました。
アンジュヴィオレ広島や八幡FCとの交流試合も行いました。子どもたち(ブルージーニアス)にとって新しいチャレンジの連続であったにもかかわらず、怪我をしたチームメイトを気遣ったり、仲間を応援する姿は感動的で、チームとしての成長を感じられる1年でした。
さっかぁりょういくを提供する放課後等デイサービスも増加。子ども達が、サッカーの楽しさ、体の動かし方や基本を学び、さらにSKCアカデミーのブルージーニアスというチームに加入して、サッカーを通してたくさんのコミュニケーション体験を積んで、心身ともに大きく成長してもらいたいと思います。今年はさらにチャレンジして、子ども達が「やれば出来る!」を体感できる機会を増やしていきたいと思います。
指導者も3人のチーフコーチと、2人の認定講師が生まれました。今年はさらに増えてほしいし、プロフェッショナルな指導者として活躍する場も増やしていきたいと考えています。
広島以外にも鹿児島県志布志市や、山口県岩国市でさっかぁりょういくデモンストレーションを行いました。今年はさらにたくさんの地域にさっかぁりょういくを伝えていきたいと思います。
日本小児心身医学会学術集会にも参加しました。これからも医学的な方面からのアプローチを続けていきます。今年は特別支援学校でもさっかぁりょういくを提供する予定です。
2020年東京オリンピックの年。スポーツの素晴らしさや感動が世界中に伝わることを祈るとともに、日本発達支援サッカー協会は、発達障がいの理解や認知を広げるべく、サッカーを通して医療・福祉・教育の方面から様々なつながりをつくりながら子どもたちと保護者の方々に笑顔溢れる環境を提供していきます。“信頼・感謝”を大切にし、志をもって進んでいきます。
本年もよろしくお願いします。