発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。

 

まずは、令和6年能登半島地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げ、一刻も早く救助、支援が届きますようお祈りいたします。

 

さて、今回は日頃から日本発達支援サッカー協会の活動にご賛同とご協力をいただいている、日本サッカー界初のGM(ゼネラルマネージャー)でサンフレッチェ広島の元総監督、今西和男さんの著書を紹介します。

 

今西さんはこの度、「聞く、伝える、考える。」(アスリートマガジン社)を出版されました。戦後の日本のサッカー界の礎を築き、「サッカーでの育成」のフィロソフィーを確立された今西さんが執筆された本書は、サッカーに関わる人のみならず、広く教育・ビジネス書としても必読です。

 

今西さんは4歳の時に広島で原爆に被災し、そこからの精神的立ち直りにサッカーが深く関わります。その体験から得た考え方は、その後、森保一サッカー日本代表監督、風間八宏南葛SC監督、森山佳郎ベガルタ仙台監督、横内昭展ジュビロ磐田監督など、現在の日本サッカー界の中心人物に受け継がれています。あとわずかでオープンする広島のエディオンピースウイングスタジアムの建設運動も、先頭に立って先導されました。私自身も今西さんのお話からとても貴重なことを学びました。

「サッカーを学ぶことは社会を学ぶこと。サッカーで成長するということは社会人としての成長も伴うこと。」という今西さんの教えを胸に刻み、発達障がいを持つ子どもたちが社会で自立できるようサポートしていきたいと思います。

 

 

 

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