発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。

日本発達支援サッカー協会(JDSFA)はこの度、県立広島病院小児感覚器科主任部長の益田慎先生に当協会の協力医としてお力をお借りすることになりました。

小児感覚器科はお子さんの「聞こえにくい」、「ことばが遅い」、「発音が悪い」といった訴えに対応する診療科で、独立した診療科としては全国的にも例のない診療科で、先駆的な取り組みをされています。益田慎先生は広島市出身。修道高校、広島大学医学部卒。専門は耳鼻咽喉科ですが、特に小児の難聴、言語発達障害、嚥下障害のスペシャリストです。

日本発達支援サッカー協会はこの度出来るサンフレッチェ広島のホームとなるエディオンピースウイングスタジアムに、設計段階からとしては日本初のセンサリールーム(注1)に関わります。

発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせたJDSFA独自のプログラムさっかぁりょういくを提供するサッカー教室、SKCアカデミーの子どもたちの多くが聴覚過敏などの特異な感覚を訴えます。そういう子どもたちへの医療的支援や助言をいただきたいと思います。

サッカーを見にいきたくても聴覚が過敏で見にいけない、サッカーをやりたいのに安心してやれる場所がない子たちに、「見る」と「やる」を提供していきます。

(注1) センサリールームとは
サッカーが好きなのに初めての場所や慣れない場所が苦手、人混みや多勢の人、大きな音や光が苦手といった発達障がいなどの困りごとから、サッカー観戦をあきらめているお子さんやご家族が安心して観戦できる部屋のこと。

 

 

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