発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供している日本発達支援サッカー協会(JDSFA)代表理事の杉岡英明です。
この度、第5回公認心理師試験に合格いたしました!
公認心理師は心理学の知識と技術を用いて人を支援する専門家で、心理職として国内唯一の国家資格です。長年歯科医師としてコミュニケーションの勉強をしており、歯科向けのコミュニケーションの本を出版したこともあります。(2016年医歯薬出版)
https://www.ishiyaku.co.jp/pickup/444750.pdf
発達障がいを持つ子どもたちにさっかぁりょういくを提供する場をもっと広く展開するために、さらに学びを深めたいと考え、60過ぎの老脳に鞭打って公認心理師試験に受験することに至りましたが、何とか合格できてチャレンジした甲斐がありました。
今回の受験で得たものは、知識と経験以外に2つあります。
1つは「人は諦めなければ、ほしいものは手に入れられる。たとえ何歳になったとしても。」
2つ目は「好きなこと、知りたいことを勉強するのは楽しい!」ということです。やはり最後は、本当に好きか?やりたいか?手に入れたいか?が大切です。
とはいえ、やっと心理師の初心者マークをもらったに過ぎません。さらに研鑽し、子どもたちがサッカーを本当に好きになるお手伝いをしていきながら、さっかぁりょいくをさらに提供できる環境作りに邁進します。
尊敬するFC今治CEOで日本サッカー協会副会長の岡田武史さんにいただいた色紙に、「人間万事塞翁が馬」と書いてあります。これまでも「発達障がいのサッカーは初めて聞いた。」とか、「そもそも団体スポーツができるのか?」とか、「前例がないので・・・。」と、さまざまな場面や反応に遭遇しました。そんな時はいつも「ピンチはチャンスだ。」「サッカーの神様に与えられた試練だ。乗り越えよう!」と気持ちを奮い立たせてきました。
この気持ちを胸に、諦めないでやり続ける事で、子どもたちと保護者が笑顔になり、発達障がいの理解や認知が広がり、サッカーで障がいを個性にする!という本当に手に入れたいことを実現したいと思います。