発達障がいを持つ子供たちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供している日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。この度、主にマツダ車などの部品を扱うメッキ加工のトップメーカーで広島県安芸郡府中町に本社工場を持つ、新和金属株式会社様からありがたいご寄付をいただきました。

 

新和金属様の社名は、創業者の新谷芳行氏の「新」とみんな仲良く「和」を大切にという願いを込めて付けられています。3代目である現代表取締役の新谷浩之社長になって創業60周年を機に、社のスローガンを「FACTORY からWACTORY へ」として、SDGsに取り組まれています。その「WA」には三つの意味が込められています。

 

「和」と「枠取り」と「ワクワク」の三つです。特に「枠取り」は性別や年齢、宗教や障がいの有無などに関係なく偏見の目で人を見ず採用を行い、11人の長所を生かした組織づくりをしようという新谷社長の志がこもっています。

 

そのこともあって障がい者雇用にも積極的で、20224月から就労移行支援事業として「すみっこテラス」を立ち上げられました。「すみっこテラス」はマイノリティの人達にスポットを当て、それぞれの強みを生かし、利用者のなりたい状態に近づけるサポートを行うとともに、多様性を認め生きやすい地域にしていくことを目指しています。

 

「神は細部に宿る」。これは私の拡大解釈ですが、誰も気づいていない人や事、あるいは自分自身も知らない自分の中の強みを照らすこと、ここに物事の本質や、本当の自分の姿があるのではと思います。

 

「サッカーで障がいを個性に!」を掲げる日本発達支援サッカー協会と新和金属様が繋がるのも偶然ではなく必然であったのではないでしょうか。このご縁を大切にして、今後とも同じ方向を目指して、協力していきたいと思います!

新谷浩之社長と

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