発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事の杉岡英明です。
8月の広島は平和祈念のサッカー大会がたくさん行われます。これまで、サンフレッチェ広島のONE ball ONE worldピースマッチを始めとして、HIFA 平和祈念Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー、広島女子サッカーフェスタ、PEACE MATCH (中学生年代)が開催されました。
18日~20日には広島広域公園第一球技場で平和祈念U-12デンタルサッカーフェスタ2023が行われますが、2012年から10年間は東日本大震災復興支援として、福島県代表チームを毎年特別招待しています。広島県歯科医師会と200名近いその会員有志が特別協賛しているためデンタルと名前が付いています。私は2012年から一昨年まで、歯科医師会の実行委員長として、昨年からは日本発達支援サッカー協会の代表として大会実行副委員長を務めています。18日には平和学習や参加チームとの交流会があり、19日、20日はサッカー大会とともに19日にはサンフレッチェ広島のJリーグ試合観戦もあります。
これからの福島の未来を担う子どもたちに「7〜80年草木も生えない」と言われた広島の現在の復興を実際に見てもらうことに意味があると思うと同時に「こうして好きなサッカーが出来るのも日本が平和だからと気づきました。」という感想も聞いています。広島からサッカーを通じて平和を発信していくことはこれからも必要だと感じています。
日本発達支援サッカー協会は多様性を認め合う社会の実現を目指していますが、それは同時に平和を目指すことでもあります。スポーツができる平和に感謝しつつ、次の世代にも繋げていかなければならないと意を強くしています。