ユニバーサルデザインとJDSFAチーフコーチ

発達障がいを持つ子どもたちの特性に合わせた独自のサッカープログラムさっかぁりょういくを提供する日本発達支援サッカー協会代表理事杉岡英明です。

 

ピクトグラムをご存じでしょうか? その名前を知らなくても道路標識やトイレあるいは非常口の表示に使われているあの人形のマークと言えば伝わるかと思います。

東京2022オリンピックの開会式の際、競技種目の紹介をピクトグラムで表現したパフォーマンスを記憶されている方もいるかもしれません。ピクトグラムは、誰もが見ただけで意味が伝わるようにという意図で作られています。

 

ピクトグラムは最近施設の設計などの場面でよく言われるようになったユニバーサルデザインという考え方の基になっています。年齢や能力、状況や障害のあるなしにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用可能なデザインのコンセプトのことですが、いまではその範囲が広がり、デザインのみならず多方面で基本的な考え方として発展してきています。

 

たとえば、障害のある人が使いやすい道具や機材は、誰もが使いやすいものになるというようなことです。

 

このユニバーサルデザインの考え方からすると、普段なかなかモチベーションの上がらない子どもたちのやる気を引き出すプログラムであるさっかぁりょういくを学び、実践できる、JDSFAの認定チーフコーチたちは、誰にでも伝えられる素晴らしいサッカーコーチであると言えるでしょう。

 

ある保育園の保育士さんも、さっかぁりょういくを学び、現場で実践したところ、子どもたちがみんなその先生の言うことを聞くので、同僚にビックリされたという話もあります。

 

日本発達支援サッカー協会では療育で必要な要素を取り入れた独自のプログラムさっかぁりょういくを実践できるコーチの育成に力を入れています。ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください。

 

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